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J-GLOBAL ID：201202246119200250   整理番号：12A1687522

芦生研究林におけるシカ排除柵によるススキ群落の回復過程

Recovery of plant community dominated by Miscanthus sinensis after deer exclosure in Ashiu Research Forest

著者 (6件)： 石原正恵 (北大 北方生物圏フィールド科セ) ,  今西亜友美 (京大 大学院地球環境学堂) ,  阪口翔太 (京大 大学院農学研究科) ,  福澤加里部 (北大 北方生物圏フィールド科セ) ,  向昌宏 (京大 フィールド科学教育研究セ) ,  吉岡崇仁 (京大 フィールド科学教育研究セ)
資料名： 森林研究  (Forest Research, Kyoto)
号： 78  ページ： 39-56  発行年： 2012年09月28日 
JST資料番号： Y0254A  ISSN： 1344-4174  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本各地でシカの採食による草地の植生改変が生じている。京都市芦生研究林において,シカ排除柵によるススキ群落の回復過程を調べた。柵設置1~3年後に植生調査を行ったところ,設置1年後から柵外に比べて,柵内の種多様性が高く,機能群の多様性も高くなり,種組成にも明瞭な違いが認められた。ススキ群落の多様性と現存量が早期に回復した。柵内では背丈の高いススキ,オカトラノオや小高木・低木種が優占し,背丈の低い広葉草本は排除された。

シソーラス用語： *ニホンジカ ,  野生動物 ,  *ススキ ,  植物群落 ,  植生 ,  回復 ,  生物多様性 ,  防護柵 ,  食害
準シソーラス用語： 植生回復

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 研究 ,  シカ ,  排除 ,  柵 ,  ススキ ,  群落 ,  回復過程