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J-GLOBAL ID：201202246478285228   整理番号：12A0797615

内モンゴルの定住型放牧地における家畜の食草行動パターン

Patterns of grazing behavior of livestock in settlements of Inner Mongolia

著者 (5件)： SURIGA (Rakuno Gakuen Univ., Hokkaido, JPN) ,  HOSHINO Buho (Rakuno Gakuen Univ., Hokkaido, JPN) ,  SAIXIALT (Inner Mongolian Normal Univ., CHN) ,  GANZORIG Sumiya (Rakuno Gakuen Univ., Hokkaido, JPN) ,  HASHIMOTO Miki (Rakuno Gakuen Univ., Hokkaido, JPN)
資料名： 酪農学園大学紀要 自然科学編(Web)  (Journal of Rakuno Gakuen University. Natural Science (Web))
巻： 36  号： 2  ページ： 347-355 (WEB ONLY)  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： U0233A  ISSN： 2187-0500  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国内モンゴル自治区では,1980年から政府の生産労働責任制の導入により,定住化が進み,それに伴い,定住を始めた元遊牧民たちはほかの家畜を入れないため,また冬季に家畜に食べさせる草を確保するために個人が使用する土地を柵で囲んだ。私たちは定住化が相当に進んだ内モンゴル自治区シリンゴルアイマッグの家畜の行動パターンを明らかにするため,2011年の7月に当アイマッグのアバガ旗で羊にGPSを装着し,羊の追跡調査と放牧地における植生の現地調査を行った。その結果,家畜の行動は地形,水場からの距離,柵,放牧地の面積に影響されていることがわかった。さらに,昔からの遊牧と変わって,定住化が進んだ今の内モンゴルでは,牧民と家畜が毎年同じ場所を繰り返し利用した結果,小範囲での過放牧が進み,最終的に草原の退化と砂漠化を招いたと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 内モンゴル自治区 ,  摂食 ,  牧草地 ,  *ヒツジ ,  動物行動 ,  *放牧 ,  環境被害 ,  行為 ,  地理情報システム ,  地形 ,  生息環境 ,  生息場所 ,  牧柵 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  GIS【地理】 ,  過放牧 ,  水場 ,  定住

分類 (2件)： 個生態学  (EE03020H) ,  羊,山羊  (FD02050F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 内モンゴル ,  定住 ,  放牧地 ,  家畜 ,  食草 ,  行動パターン