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J-GLOBAL ID:201202247311017660   整理番号:12A1389231

水素貯蔵材料LiNH2のRaman散乱研究

Raman Scattering Study of Hydrogen Storage Material LiNH2
著者 (7件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 094603.1-094603.11  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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LiNH2のRaman散乱スペクトルを3.4~673Kまで測定した。単結晶LiNH2の正確な偏極依存性と第一原理計算を,うまく全ての観察したピークに割り当てた。133cm-1の最低エネルギーでのLi振動は,温度を減少させるとエネルギーが減少する変則を示した。この変則は, Li振動が大きい振幅で高度に非調和であることを示した。更に,133cm-1のエネルギーは,2価モデルで LiとNH2の間の0.0のmdyn/Aの非常に小さい力定数を与えた。この弱い相互作用は, LiNH2がLiとNH2に簡単に分解することを示唆した。100K以下で,100~700cm-1までのエネルギー・レンジで新しいピークを見つけた。振動のための付加的な自由度が無いことはNH2分子の回転運動が100K以下で凍結すると結論した。温度を増やすことで,H-N-Hの結合角度とNH2での結合長さN-Hは,それぞれ狭く,長くなる。反応温度領域で,Li2NHでのN-H振動の積分強度と背景傾斜の間の相関を観察し,そして,背景変化は,NH3分子の脱着から始まった。化学反応による最終的材料は,単結晶と粉末試料の間で異なる。単結晶で,室温のスペクトルに類似したスペクトルが673Kで現れ,そして,これは反応が全ての体積でなく,薄い表面境界層だけに終わることを示唆した。しかし,LiNH2の粉末試料は,NH3脱着のためにLi2NHに分解し,と最終的にはLi3Nに変化する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子) 
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