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J-GLOBAL ID：201202250235230198   整理番号：12A1050719

全球気候モデルの間の多重変数の再現性の関連

Relationship of the Reproducibility of Multiple Variables among Global Climate Models

著者 (13件)： NISHII Kazuaki (Dep. of Earth and Planetary Sci., The Univ. of Tokyo) ,  MIYASAKA Takafumi (Dep. of Earth and Planetary Sci., The Univ. of Tokyo) ,  NAKAMURA Hisashi (Dep. of Earth and Planetary Sci., The Univ. of Tokyo) ,  KOSAKA Yu (International Pacific Res. Center, Univ. of Hawaii) ,  YOKOI Satoru (Atmosphere and Ocean Res. Inst., The Univ. of Tokyo) ,  TAKAYABU Yukari N. (Atmosphere and Ocean Res. Inst., The Univ. of Tokyo) ,  ENDO Hirokazu (Meteorological Res. Inst.) ,  ICHIKAWA Hiroki (Graduate School of Environmental Studies, Nagoya Univ.) ,  INOUE Tomoshige (Graduate School of Life and Environmental Sciences, Univ. of Tsukuba) ,  OSHIMA Kazuhiro (Fac. of Environmental Earth Sci., Hokkaido Univ.) ,  SATO Naoki (Tokyo Gakugei Univ.) ,  SATO Naoki (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol.) ,  TSUSHIMA Yoko (Met Office Hadley Centre)
資料名： Journal of the Meteorological Society of Japan  (Journal of the Meteorological Society of Japan)
巻： 90A  ページ： 87-100 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0095A  ISSN： 0026-1165  CODEN： JMSJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在の気候の高度な再現性を持つモデルは,より信頼性の高い未来の気候変動予測を生成するというような期待をもとに全球気候の出るの性能評価への数々の試みがなされた。全球気候モデルの全体的な性能を評価するための一つの一般的な測定基準を明らかにするという試みを行った。一般的な測定基準をもとに多変量解析のいくつかの手法で規定し,今回の研究では多変量の気象学的平均場の制限性を視点において全球気候モデルを比較した。解析結果は特定の変数の制限性が他の変数の再現性と無関係で必要ないことを示しており,それは一般的な測定基準の余剰の情報をもたらしているかもしれない。上部と中央部対流圏温度と下部対流圏湿度の再現性は,例を挙げると,上部と中央部対流圏の湿度には反相関の傾向があった。それには,いくつかの変数間に相殺するような関係が無いかや,多数の測定基準の合成による結果的な余剰性に関し注意を払わなくてはいけないと主張する。変数の任意の選択が変数のいくつかの余剰情報を導く可能性が示唆された。余剰性はしかしながら,十分な数の変数をもとにしてさえあれば一般的な測定基準の品質上に深刻な影響が与えられることはないことが判った。我々の変数の余剰性を減らして一般的能力を導入することで気候モデルを評価するという試みによるモデル全体でのランキングはむしろ測定基準の特性定義への反応の悪さによって見いだされた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *大気モデル ,  全球規模 ,  大気オゾン ,  *気候変動 ,  再現性 ,  対流 ,  変数

分類 (1件)： 大気大循環,熱帯気象  (DC05060G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 全球気候モデル ,  多重 ,  変数 ,  再現性