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J-GLOBAL ID：201202251751933436   整理番号：12A0791090

研究所シリーズ 自然科学研究機構 磁性と「重い電子」は共存するか?-低温高圧下テラヘルツ分光によるインジウム化セリウムの電子構造-

著者 (1件)： 木村真一 (分子科学研 極端紫外光研究施設)
資料名： O plus E  (O plus E)
号： 391  ページ： 562-566  発行年： 2012年05月25日 
JST資料番号： Z0994A  ISSN： 0911-5943  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 希土類元素合金中を移動する伝導電子の有効質量が陽子や中性子の質量程度まで増える現象が観測されている。このような現象は「重い電子」と呼ばれ,世界中で研究が進んでいる。この現象には希土類元素の持つ4f電子が重要な役割をし,伝導電子と4f電子の混成(c-f混成)強度の大小が,希土類元素の磁性と重い電子の伝導性の変化に関係する。本研究ではCeIn₃のテラヘルツ光反射スペクトルの圧力依存性を低温・高圧下で調べた。結果はCeIn₃がスピン密度波模型で良く記述できることを示した。

シソーラス用語： *電子 ,  *有効質量 ,  伝導電子 ,  軌道 ,  *磁性 ,  反射スペクトル ,  依存性 ,  *スピン密度波 ,  インジウム化合物 ,  セリウム化合物 ,  圧力効果
準シソーラス用語： 4f電子 ,  インジウム化セリウム ,  圧力依存性 ,  混成軌道 ,  *重い電子

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (10件)： 研究所 ,  磁性 ,  重い電子 ,  共存 ,  低温 ,  高圧 ,  テラヘルツ分光 ,  インジウム ,  セリウム ,  電子構造