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J-GLOBAL ID:201202253647878620   整理番号:12A0259565

複数の生活音の出現頻度に基づくユーザ行動の識別手法とコミュニケーションへの応用

著者 (5件):
資料名:
巻: 32nd  ページ: 1-8  発行年: 2012年01月16日 
JST資料番号: L3696A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,離れた場所に暮らす家族が,あたかも二世帯住宅に暮らしているようにコミュニケーションを図ることが可能な新たな遠隔コミュニケーションシステムを実現するため,ユーザの行動を音響信号から識別するための手法を提案する。提案手法では,ユーザ行動に付随して発生する複数の音響信号の組み合わせによって初めて特徴付けられるユーザ行動を識別するため,個々の音が何であるかを識別し,さらに複数の音響信号の出現頻度をユーザ行動の特徴と捉える。提案手法では,性質が異なる複数の音から効率良く音響特徴量を算出し,個々の音を識別するかが重要となるため,観測信号の性質を要素毎に一次元の特徴量として表現し,それらの組み合わせを多次元の音響特徴量とする新たな音響特徴表現を導入と共に,個々の音を識別する際に用いる音響イベント辞書(音響特徴量と「音響信号が何の音を表すか」の対応が記述された辞書)の選択方法とユーザ行動識別性能の関係性を明らかにする。さらに,ユーザの行動識別手法をコミュニケーションの活性化に応用する手法について提案及び評価を行い,「話し掛けて良い」状況かを識別する実験において80%以上の識別率を達成した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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パターン認識 
引用文献 (9件):
  • [1]望月崇由,久保宏一郎,藤村香央里,佐藤仁美,下倉健一朗,"遠隔地で暮らす家族を結ぶ常時接続型コミュニケーションシステム環境に関する実験的検討,"Techmcal Report of IEIOE HCS2004-6,2004. pp.29-34
  • [2]野口賢一,阪内澄宇、島内末廣,大室仲,羽田陽一,"コミュニケーショントリガ:音環境状態遷移に基づくシームレスコミュニケーション,"IIEEJ2011 T2-4
  • [3] Annamaria Mesaros, Toni Heittolal, Antti Eronen, Tuo-mas Virtanen, " Acoustic Event Detection in Real Life Recordings ", 18th European Signal Processing Conference (EUSIPCO-2010), pp. 1267-1271.
  • [4] Paris Smaragdis, Bhiksha Raj, " Topic Molels for Signal Processing" , IEEE international Conference on Acoustics, Speech and Sign,a1 Processing 2011
  • [5] 児島宏明,橋本泰治,佐土原健,佐宗晃,"音響的素性に基づく環境音認識の検討,"音講論集(秋),pp.737-734,2011.
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