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J-GLOBAL ID：201202257142075014   整理番号：12A1073154

農家のための鳥獣害総合対策 第24回 資源化(獣肉利用)と被害対策[1]

著者 (1件)： 江口祐輔 (農業技術研究機構 近畿中国四国農研セ)
資料名： 農耕と園芸  (Agriculturist and Horticulturist)
巻： 67  号： 8  ページ： 94-97  発行年： 2012年07月23日 
JST資料番号： Y0900A  ISSN： 1345-8833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 野生肉の資源化のあり方について考察した。イノシシやシカの資源化(獣肉利用)を目指す自治体は増えているが,成功事例は非常に少ない。失敗の理由は,捕獲優先の被害対策にある。資源化の成功には,駆除に頼らない被害対策が必須である。野生動物の好まない環境づくりや動物の行動特性を考慮した柵の設置などで,被害を減らしたうえで,余裕をもって資源化に適した捕獲や処理を行うことが成功につながる。おいしい肉になるイノシシを捕り,おいしい肉にするための処理を行う。成功した地域では,資源化は鳥獣害対策ではなく,人をつなぐ一過性ではない街づくりとなっている。イノシシや肉,畜産について知ることも,肉の品質向上に重要なヒントとなる。

シソーラス用語： *鳥獣害 ,  対策 ,  農民 ,  総合防除 ,  イノシシ ,  シカ ,  捕獲 ,  動物行動 ,  畜産業 ,  資源再生
準シソーラス用語： 資源化 ,  獣肉 ,  鳥獣害対策

分類 (2件)： 有害動物による植物被害一般  (FC04071D) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 農家 ,  鳥獣害 ,  総合 ,  対策 ,  資源化 ,  獣肉 ,  被害対策