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J-GLOBAL ID:201202262199755295   整理番号:12A0830672

カシワホシブチアブラムシ(Tuberculatus quercicola;半翅類:アブラムシ科)翼のある雌と雄の飛翔器官の季節的変化

Seasonal changes in the flight apparatus of winged females and sexual males of the aphid Tuberculatus quercicola (Hemiptera: Aphididae)
著者 (1件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 143-148  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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カシワホシブチアブラムシ(Tuberculatus quercicola Matsumura)はカシワ(Quercus dentata Thunberg)を加害し,アリと相利共生的な関係を持っていることが分かっている。カシワホシブチアブラムシには,そのライフサイクルにおいて,2つの翼のモーフがあり,翼のある雌は夏に表示され,交尾雄は秋に表われる。翼面負荷(翼面積と体容積との比)は翼のある雌に対し高く,アリのためにあまり分散しなかった。寄主植物の栄養品質は葉が成長しているか,老化しかかっている,春と秋に高く,葉が成熟している夏では低いことが分かっている。ここでは,翼のある雌と雄の飛翔器官(翼サイズと飛行筋肉)の発達に対する季節な植物の劣化の影響を検討した。さらに,フィールドにトラップを設置し,雄の分散の範囲を調査した。検討結果,季節的な植物の劣化が特に翼のある雌の飛翔筋の発達に影響を及ぼすことが明らかになった。秋には,翼のある雌に比べて飛翔筋の発達は翼のある雄で有意に高かった。季節的な植物劣化は翼のある雌の飛翔器官の発達に影響し,特に飛翔筋の発達にたいする影響が強いことが分かった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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