文献

J-GLOBAL ID：201202266357690045   整理番号：12A1442223

ICCG法の実用的実装法の検討と計算時間評価のためのベンチマーク法の提案

Investigation on Practical Implementation of ICCG Method and Proposal of Benchmarking Procedure to Evaluate Its Computation Speed

著者 (6件)： 岡本吉史 (宇都宮大) ,  高橋康人 (同志社大) ,  藤原耕二 (同志社大) ,  阿波根明 (サイエンスソリューションズ) ,  美舩健 (京大) ,  岩下武史 (京大)
資料名： 電気学会静止器研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： SA-12  号： 79-98  ページ： 53-58  発行年： 2012年09月10日 
JST資料番号： G0116B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気機器の特性推定や時空間電磁界を把握するために不完全コレスキー分解付き共役勾配(ICCG:Incomplete Cholesky decomposition Conjugate Gradient)法で収束までに必要な反復回数,収束特性,計算時間の比較検討を実施した。線形方程式をベンチマーク問題とし,対角スケーリング,不完全コレスキー分解を示し,対角スケーリングの有無がIC前処理後の線形方程式に与える影響について述べた。ボックスシールドモデルを示し,ハードウェア環境や測定項目を示した。計算主要部の実用的実装法の検討や計算時間,収束特性等のベンチマーク試験結果を示した。計算主要部の実用的実装法を明らかにした。

シソーラス用語： *共役勾配法 ,  *数値解法 ,  収束 ,  CPU時間 ,  一次方程式 ,  *評価試験 ,  実装 ,  電磁場解析
準シソーラス用語： *Cholesky分解 ,  *ICCG法 ,  *磁場解析 ,  *ベンチマークテスト

分類 (1件)： 電磁気学一般  (BD01020N)

引用文献 (4件)：

• [1] J. A. Meijerink and H. A. van der Vorst, “An iterative solution method for linear systems of which the coefficient matrix is a symmetric M-Matrix,”Mathmatics of Computation, Vol. 31, No.137, pp. 148-162 (1977).
• [2] 森正武:「数値解析」,共立出版(1973)
• [3] 高野直樹:「ICCG法による大規模構造解析」,ンピュートロール,No.26, pp26-31 (1989)
• [4] K. Fujiwara, T. Nakata, and H. Fusayasu, “Acceleration of convergence characteristic of the ICCG method,”IEEE Trans. Magn., Vol. 29, No. 2, pp. 1958-1961 (1993).

タイトルに関連する用語 (4件)： 実装 ,  計算 ,  ベンチマーク法 ,  提案