抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CMIP3の17の全球気候モデル(GCM)と,格子間隔20kmもしくは60kmのMRI-AGCMの4つのGCMによる実験結果を用いて,日本国内の降水特性の再現性および将来変化を調べた。解析した項目は,20年間の平均,月降水量および標準偏差,日降水量の上位2%強度,日降水量1mm未満で定義した無降水日数である。全ての項目について,現在気候の再現性はMRI-AGCMの方が良好であった。将来変化を現在と将来の比率で表して比較すると,CMIP3とMRI-AGCMのどちらもGCMごとに結果がばらついていたが,平均するとどの項目についても概ね同じ程度の変化率となることがわかった。(著者抄録)