抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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再現性の良い漁海況計算結果を漁業生産活動に有効活用することは漁業活動のスマート化に重要である。噴火湾における陸海局所結合モデルにより計算された時空間的に高解像度再現結果から,水産生物に直接影響する水温変動要因となる水平熱輸送の空間構造や日変化を解析した。夏~秋季(6-11月)では,湾内への熱流入時に湾口では上層流出・下層流入,湾外への熱流出時に上層流入・下層流出となり,変動は同期していた。冬~春季(12-5月)では逆に同期は不明瞭で,上層流入・下層流出時は湾外への熱流出となり親潮流入を示唆していた。2009年はこれらの傾向が弱く,水温変動は海面熱輸送に支配されていたと示唆される。(著者抄録)