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J-GLOBAL ID：201202283209452455   整理番号：12A0915644

最適評価コードTRACEの流動振動現象への適用性-自然循環BWRのフラッシング誘起密度波振動現象を対象とした検証-

著者 (3件)： 古谷正裕 (電力中研) ,  西義久 (電力中研) ,  植田伸幸 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所原子力技術研究所研究報告  (CRIEPI Report. L (Central Research Institute of Electric Power Industry))
号： L11006  ページ： 19P  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： L2958B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然循環BWRを模擬した設備の流動安定性試験を対象にして,最適評価解析コードTRACEの適用性を検討した。解析で得られた振動周期は,チムニ部通過時間と相関があり,自己蒸発(フラッシング)に誘起される密度振動の特徴が解析できた。低サブクール度における安定境界は解析と実験で一致したが,高サブクール度では不安定領域は拡大している。熱流速を低く維持し,炉圧を上昇させることにより安定に起動できることが分かった。

シソーラス用語： *BWR型原子炉 ,  自然循環 ,  *密度波 ,  フラッシング ,  周期 ,  サブクール沸騰 ,  試験 ,  *熱流束
準シソーラス用語： 振動周期 ,  安定性試験

分類 (1件)： 水冷却型原子炉  (MD03010B)

引用文献 (22件)：

• [1]日本原子力学会(編)日本原子力学会基準統計的安全評価の実施基準:2008,第AESJ- SC-SOO1:2008巻,社団法人日本原子力学会 (2009).
• [2]Borkowski, J. A., Wade, N. L., Giles, M. M., Rouhani, S. Z., Shumway, R. W., Singer, G. L., Taylor, D. D. and Weaver, W. L., "TRAC-BF1/MOD1: An advanced best-estimate computer pro-gram for BWR accident analysis, model description. volume 1", NUREG/CR-4356-vol.1, Nuclear Regulatory Commission, Washington DC, USA (1992).
• [3]Borkowski, J. A., Wade, N. L., Rouhani, S. Z., Shumway, R. W., Weaver, W., Rettig, W. and Kullberg, C., "TRAC-BF1/MOD1 models and cor-relations", NUREG/CR-4391, Nuclear Regulatory Commission, Washington DC, USA (1992).
• [4]古谷,原,溝上,「流量急減事象におけるBWR炉内流動応答」,電中研報告, L07006(2008).
• [5]Spore, J. W., Jolly-Woodruff, S., Knight, T., Lin, J.-C., Nelson, R., Pasamehmetoglu, K., Steinke, R. and Unal, C., " TRAC-PF1/MOD2", NUREG/CR-5673, 1 The-ory Manual, LA-12031-M (1993).

タイトルに関連する用語 (10件)： 評価 ,  流動 ,  現象 ,  適用性 ,  自然循環 ,  BWR ,  フラッシング ,  誘起 ,  密度波 ,  検証