抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自転車共同利用事業が海外で飛躍的な普及を見せている。IT化の進んだいわゆる第三世代のモデルである。欧州では,スペイン,イタリアの実施都市数の伸びが顕著,カナダはBIXIがモントリオールやトロントなどの米国国境近くの都市,そして米国は無料で素朴な第一,第二世代に代わって第三世代の事業が国土全体に広がっている。南米のラテンアメリカはアルゼンチン,ブラジルなどが参入。アジアでは中国の伸びが著しく,杭州のようにステーション約2,400,自転車数6万台を超える世界最大の事業も存在している。注目するロンドンのBarclays Cycle Hire計画は,2年が経過し西のオリンピックパークへと対象範囲を広げた。ドッキング・ステーション数は市内約570ケ所で,自転車ラックが15,000基,自転車数も8,000台となった。運用データによれば会員より一時利用者の伸びが大きく,またTfL(ロンドン市交通部局)のアンケート調査では利用者の中でも低頻度利用者が増加し,トリップ目的が多様化していることがわかった。(著者抄録)