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J-GLOBAL ID：201202284966029132   整理番号：12A0641854

キノン型ポルフィリン-ニッケル(II)錯体におけるスピン状態の顕著な溶媒応答

著者 (5件)： 山下健一 (首都大学東京 大学院) ,  平野大輔 (首都大学東京 大学院) ,  竹内翔一 (首都大学東京 大学院) ,  浅野素子 (首都大学東京 大学院) ,  杉浦健一 (首都大学東京 大学院)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 92nd  号： 2  ページ： 619  発行年： 2012年03月09日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通常,Niポルフィリン錯体は軸配位子を要求せず反磁性を示すが,配位子の電子密度が低下している場合には,軸配位によってS=1の常磁性へと変化する。本研究では,ベンゾキノンのポルフィリン等価体であるキノン型ポルフィリンのNi錯体が,アルコール,エーテル,ニトリル等,より広範な配位子と錯形成し,その性質を顕著に変化させることを,NMR・吸光測定から明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニッケル錯体 ,  *状態 ,  *ポルフィリン錯体 ,  電子密度 ,  キノン ,  溶媒効果 ,  大環状錯体
準シソーラス用語： *スピン状態

分類 (1件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： キノン ,  ポルフィリン ,  ニッケル ,  錯体 ,  スピン状態 ,  溶媒 ,  応答