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J-GLOBAL ID:201202295295221680   整理番号:12A1104426

次世代炉心解析システムMARBLEの開発

Development of the Next Generation Reactor Analysis Code System, MARBLE
著者 (18件):
資料名:
号: 2010-030  ページ: WEB ONLY  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: U0306A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高速炉核特性解析のための次世代炉心解析システムMARBLEを開発した。MARBLEは,これまでにJUPITER標準解析手法と呼ばれる高速炉詳細解析手法として開発されてきたJOINT-FR,SAGEP-FRと呼ばれる解析システム(従来システム)の後継である。MARBLEでは従来システムに含まれている解析コードを修正せずに用いることができるため,従来システムと同等の解析機能を有する。これに加えて,燃料交換,制御棒操作等のモデルを導入することで燃焼を伴う高速炉実機の核特性解析に関する機能を向上させている。また,燃焼計算ソルバーや核設計精度評価ソルバーを新規に開発しており,従来システムにはなかったクリロフ部分空間法に基づく燃焼計算や拡張バイアス因子法に基づく核設計精度評価等の機能も追加されている。MARBLEの開発では,柔軟性・拡張性等のソフトウェア品質の向上やモジュール化による検証性の向上,共同開発への対応の観点からオブジェクト指向技術を採用した。また,スクリプト言語とシステム言語による二階層システムと呼ばれるソフトウェア構造を適用している。この結果として,MARBLEは一定の入力を受けて出力を返すような独立した解析コードではなく,解析システムを構築するための部品の集まり(フレームワーク)となっている。一方で,MARBLEは構築済みの解析システムも有しており,従来システムに相当する高速炉核特性解析システムSCHEME,高速炉実機燃焼解析システムORPHEUSを利用することができる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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液体金属冷却型原子炉  ,  原子炉核特性 
引用文献 (80件):
  • 1)横山賢治,細貝広視,宇都成昭,笠原直人,名倉文則,大平正則,加藤雅之,石川眞:"工学系モデリング言語としての次世代解析システムの開発(I)-課題および要素技術の調査-",JNC TN9420 2002-004(2002年11月).
  • 2)横山賢治,細貝広視,宇都成昭,笠原直人,石川眞:"工学系モデリング言語としての次世代解析システムの開発(II)-プロトタイプ作成による検討-",JNCTN9400 2003-021(2003年4月).
  • 3)横山賢治,細貝広視,宇都成昭,笠原直人,石川眞:"工学系モデリング言語としての次世代解析システムの開発(III)-プロトタイプ作成による検討(その2)-",JNC TN9400 2004-022(2004年4月).
  • 4)千葉豪:"工学系モデリング言語としての次世代解析システムの開発(IV)-境界要素法に基づく中性子拡散ソルバーの開発-",JNC TN9400 2004-055(2004年10月).
  • 5)横山賢治:"工学系モデリング言語としての次世代解析システムの開発(V)-二階層システム移行のための既存コード再構築手法の検討-",JAEA-Research2006-055(2006年10月).
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タイトルに関連する用語 (3件):
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