抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,青森県におけるフィーチャーフォン,スマートフォン等の所持率を明らかにし,ネット利用における不快・恐怖(嫌な思い)体験の実態を把握するため,高校1年生を対象としてアンケート調査を行った。その結果,1)不快・恐怖体験(嫌な思い)や被害を受けたことがある人の率がネット利用者の15.1%であった点,2)被害としては自分への誹諺中傷,有害情報へのアクセス,個人情報流出,なりすましなどが認められる点,3)お金に関するトラブルとして,身に覚えのないメールでの請求等が認められる点,4)不快に感じた体験として,チェーンメールを受け取る等が見られる点,5)被害を受けた後の対応として,96.2%が「無視をする」,としており「ネット被害免疫」が形成されてきている点,6)「インターネットで知り合った人と実際に会ったこと」について,いわゆるONライン上のみでの友達を有する生徒のうち16.3%が実際に会っており,女子の割合が相対的に高い点,などが明らかになった。(著者抄録)