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J-GLOBAL ID：201302204589905546   整理番号：13A1795465

無機層状化合物(I)層状化合物ナノシートによる電気化学的複合膜の作製

著者 (3件)： 武井貴弘 (山梨大 大学院医学工学総合研究部 クリスタル科学研究セ) ,  三浦章 (山梨大 大学院医学工学総合研究部 クリスタル科学研究セ) ,  熊田伸弘 (山梨大 大学院医学工学総合研究部 クリスタル科学研究セ)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 20  号： 367  ページ： 396-402  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 剥離した層状化合物はナノシートと呼ばれ,これまでのナノ粒子とは異なるマテリアルデザインが可能である。例えば,ナノチューブや膜状物質の作製が可能である。本稿では,ナノシートを使った電気化学的複合膜の作製について解説した。1)ナノシートコロイド溶液の作製方法:層電荷が正のものと負のもの,または層電荷がないもので剥離方法が異なる,チンダル現象,2)ナノシートからの電気化学的複合膜の作製:層状複水酸化物からの電気泳動膜(結晶構造),金属リン酸塩系ナノシート(α,β,γ型,同時析出法,耐酸化性),層状酸化マンガン系ナノシート((DV-Xα法によるDOS計算例),層状チタン酸系ナノシート(レピドクロサイト型),層状ペロブスカイト系ナノシート(3種類の結晶構造)。

シソーラス用語： *層状化合物 ,  無機化合物 ,  ナノ構造 ,  *複合膜 ,  ゾル ,  剥離 ,  水酸化物 ,  *薄膜成長 ,  結晶構造 ,  リン酸塩 ,  析出 ,  酸化マンガン ,  酸化チタン ,  ペロブスカイト型結晶 ,  状態密度 ,  X-α法 ,  水酸化鉱物 ,  電気泳動堆積 ,  *ナノシート
準シソーラス用語： *電気化学的処理 ,  コロイド溶液 ,  層状複水酸化物 ,  共析出 ,  レピドクロサイト

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (26件)：

• SAUPE, G. B. Chem. Mater. 2000, 12, 1556-1562
• SCHAAK, R. E. Chem. Mater. 2000, 12, 3427-3434
• SASAKI, T. Chem. Mater. 2001, 13, 4661-4667
• WANG, L. Chem. Mater. 2003, 15, 2873-2873
• A-PAGANO, M. Chem. Mater. 2000, 91-92

タイトルに関連する用語 (5件)： 層状化合物 ,  ナノシート ,  電気化学 ,  複合膜 ,  作製