抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,都市化に伴う環境負荷の増加により,スマートシティの概念が提案され,その実現に向けて様々なインフラの導入が進められている。そして,それらのインフラを有機的につなぎ,新しいサービスを創出するために,ICTの導入がますます重要になってきている。同時に,都市の問題点の把握や改善策の立案を促すために,それらの効果を定量的に評価する指標が必要となっている。富士通では,都市全体における価値と環境負荷の両方の項目に着目し,これまで検討してきたソリューションの導入効果を定量的に評価する手法を都市全体に拡大させ,都市の効率(スマート度)やICTの導入効果を定量的に評価する手法を開発した。本稿では,都市の効率(スマート度)の評価の新たな考え方,評価の枠組みおよび環境負荷評価技術,環境貢献評価技術を活用したソリューション導入による効果の評価方法,更に都市へのソリューションの導入を想定した具体的な評価事例を紹介する。(著者抄録)