文献
J-GLOBAL ID:201302235366708733   整理番号:13A1139746

土壌溶液研究によって明らかにされたカナダのサスカチュワンの土壌生成における気候および母材の重要性

Importance of climate and parent material on soil formation in Saskatchewan, Canada as revealed by soil solution studies
著者 (7件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 27-44  発行年: 2013年06月30日 
JST資料番号: F0963A  ISSN: 0031-4064  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カナダの中央内陸平原のサスカチュワンの土壌は半乾燥から亜湿潤まで変化し,退氷中に堆積した母材間で変動する。褐色および黒色チェルノーゼム土壌は半乾燥から亜湿潤気候までの草地の成帯土壌である。しかし,成帯内土壌の形成は,例えばソロネッツの塩基性物質およびバーティソルの粘土質の氷成湖沼堆積物のような母材により,例えばソロネッツの傾斜およびグレイソルの陥没のような地形にもよる。亜湿潤気候下において,成帯土壌は寒地の遷移エコリージョンにおいては褐色ルビソルである。ヤマナラシ林の褐色ルビソル土壌において,土壌水の下方フラックスは深い土壌層への炭酸塩の溶脱に寄与し,粘土の転位(レシベ作用)は土壌溶液の塩濃度の低下で促進されるかもしれない。チェルノーゼム土壌と比較して,褐色ルビソルは炭酸塩,塩基および粘土の溶脱の結果として酸性化される。針葉樹林(半寒冷エコリージョン)下のDystric Brunisol(カンビソル)およびルビソル土壌において,溶脱の増加は炭酸塩と塩基の除去による土壌酸性化に寄与する。土壌溶液中の高濃度のAlとFeによって示されるように,初期のポドゾル化もまた地衣またはコケの被覆,針葉樹林および砂質の母材下におけるDystric Brunisolとルビソルの形成に関与する活動的なプロセスであり,有機物の生産と移動を高めることができる。サスカチュワンの土壌生成における気候と母材の重要性は固体土壌分析を伴う土壌溶液分析によってよく特性化することができるであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌生成・分類  ,  森林保育 

前のページに戻る