高圧力下での木材摩擦特性:木材/金属ツール表面仕上げ状態の影響

SEKI Masako; SUGIMOTO Hiroyuki; MIKI Tsunehisa; KANAYAMA Kozo; FURUTA Yuzo

文献

J-GLOBAL ID：201302250875884760 整理番号：13A0513295

高圧力下での木材摩擦特性:木材/金属ツール表面仕上げ状態の影響

Wood friction characteristics during exposure to high pressure: influence of wood/metal tool surface finishing conditions

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資料名：
巻： 59 号： 1 ページ： 10-16 発行年： 2013年02月25日
JST資料番号： L3386A ISSN： 1435-0211 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：ドイツ (DEU) 言語：英語 (EN)

比較的高い圧力レベル(>1MPa)下での木材変形処理に生じる摩擦は,木材加工において考慮されるべき重要な要素だ。しかし,このような摩擦に関する研究はほとんど発表されていない。木材と金属工具表面の公称摩擦係数(μ)に及ぼす表面仕上げの影響を調べるためにこの研究を行なった。比較的粗い金属表面にくっつき摩擦が生じやすく,そして,金属工具表面仕上げの型式が摩擦機構に大きな影響を及ぼすことが分かった。高圧力に曝されている時の摩擦特性は,界面接触特性だけでなく,圧縮荷重下又は測定時における木材の変形特性によっても影響されるようだ。水分飽和木材のμ値は,乾燥木材のものと同じか高い値であった。このことは,これらの2種類の木材間の接触特性が著しく異なるということを示唆している。木材中の含水量は,界面接触と木材の変形特性の両方に影響することが示された。μの値は,木材表面状態によって大きく影響されない;しかし,滑り時のμの変化は,仕上状態によって若干異なる。(翻訳著者抄録)

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製材・加工

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