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J-GLOBAL ID:201302252810133388   整理番号:13A1483956

小型人工衛星「まいど1号」による雷観測と取得されたVHF帯広帯域電磁波形に関する考察

著者 (5件):
資料名:
巻: 2012  ページ: 68-74  発行年: 2013年06月01日 
JST資料番号: L6869A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「まいど1号」は,2009年1月23日に打上げられ,高度約660kmの太陽同期軌道に投入された小型人工衛星である。この衛星には,雷放電に伴い放射されるVHF帯広帯域電磁波を複数のアンテナで受信し,その放射源を標定することで雷放電の進展様相を可視化する観測装置であるVHF帯広帯域干渉計を人工衛星等に搭載し,宇宙空間からの雷観測を目指して,その基礎実証を目的としたVHF帯広帯域波形測定装置を搭載している。同年2月から10月の観測期間において,158回のVHF観測を軌道上の様々な箇所で実施し,約15,000のVHF帯広帯域電磁波を記録した。これらを通して,民生品を多用し,地上用観測機を基本に開発した宇宙用機器が軌道上で正常に機能すること,地上観測の経験と電離層電波伝搬の数値計算結果を元に行った受信感度等の設計が妥当であったこと,軌道上の電波環境がVHF帯での雷観測実施に問題のないレベルであることが確認できたことが主な成果である。更に本論文では,取得されたVHF帯広帯域電磁波形に見られる特徴のうち,その地域依存性,パルス幅,パルス対について着目し,電磁波の電離層伝搬を考慮することで,これらの特徴が現れる要因と放射源推定方法について議論している。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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中層大気・超高層大気一般 

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