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J-GLOBAL ID：201302259057152832   整理番号：13A0404952

ナノ金属性Ca/CaO混和剤とボールミル処理することによる土壌中へのセシウムの固定化

Cesium Immobilization in Soil by Ball-Milling Treatment with Nanometallic Ca/CaO Additive

著者 (5件)： MALLAMPATI Srinivasa Reddy (Prefectural Univ. of Hiroshima, Hiroshima, JPN) ,  MITOMA Yoshiharu (Prefectural Univ. of Hiroshima, Hiroshima, JPN) ,  OKUDA Tetsuji (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  SAKITA Shogo (Prefectural Univ. of Hiroshima, Hiroshima, JPN) ,  KAKEDA Mitsunori (Prefectural Univ. of Hiroshima, Hiroshima, JPN)
資料名： Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste  (Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste)
巻： 17  号： 1  ページ： 2-8  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： W0914A  ISSN： 2153-5493  CODEN： JHTRBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セシウム(Cs)-汚染土壌の修復におけるボールミル処理を評価した。固定化効率は処理なしのときの56.4%から30,60,120分ボールミル処理したとき夫々,89.9,91.5,97.7%及び96.4%に上昇した。しかし,ナノ金属性Ca/CaOとNaH₂PO₄の添加は,磨砕時間を60分に減らしたときでもボールミル処理単独に比べ固定化効率をほぼ96.4%に増加させた。実際,Ca/CaOとNaH₂PO₄の添加で土壌中のCsの浸出画分は短時間の磨砕時間の後に低下した。これらの有望な結果はボールミル処理が乾燥あるいは無水状態でのセシウム汚染土壌の修復に適用可能なことを示唆した。この処理法は高価な薬品を必要とせず,排ガスも発生しない。処理には安価に市販されている試薬と電気だけあればよく,環境にやさしい汚染除去技術である。

シソーラス用語： *セシウム ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  土壌汚染 ,  *除去 ,  *浄化 ,  *摩砕 ,  改変 ,  *土壌 ,  *カルシウム ,  *酸化カルシウム ,  *ナノ構造 ,  材料 ,  ナノ材料 ,  *汚染土壌
準シソーラス用語： セシウム放射性同位体 ,  *ボールミル処理 ,  *汚染除去 ,  固定化

分類 (2件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 金属性 ,  Ca ,  CaO ,  混和剤 ,  ボールミル処理 ,  土壌 ,  セシウム ,  固定化