抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2008年のG8サミットの開催に併せて札幌でG8大学サミットが開催され,地球環境問題に対する大学の役割を確認し,社会に対してなすべき大学の活動が明確にされた。これを受けて,「サステイナブルキャンパス」とは何かにつき考察され,環境側面,社会的側面,教育・研究的側面から見たサステイナブルキャンパスの枠組が議論された。その上で,サステイナブルキャンパスを定量的に評価する方法として,米国のSTARSにつき検討した。このSTARSでは,サステイナビリテイを社会,経済,環境が相補的に連関したものと定義しており,教育・研究,オペレーション,計画・運営・地域連携の3分野を設定し,キャンパスを地理的,物理的環境に限らず,人的資源を含む大学活動の質を問う総合的な評価システムであることを示した。大学キャンパスが生きた実験場として都市未来に向けた活動を取り入れていく方向を示した。