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J-GLOBAL ID:201302265123068210   整理番号:13A0292895

新宿区おとめ山公園湧水の実態調査と雨水浸透施設導入による湧水量回復効果の検討

著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 145-152  発行年: 2013年02月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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都内有数の湧水の名所である新宿区おとめ山公園の湧水量が,近年,減少傾向にある。本研究では,おとめ山公園湧水周辺の帯水層や水質などの現状を把握したうえで,湧水量の実態調査と湧水量モデルを作成し,雨水浸透施設導入による湧水量回復効果を検討した。地形調査および既往のボーリング調査との対比の結果,おとめ山公園湧水の帯水層は武蔵野礫層と推定した。湧水地点における大腸菌等の水質は,晴天時と降雨時では大きく異なった。その理由として,降雨時の試料は帯水層から湧き出た水と表面流出水が混合したためと推定し,湧水と表面流出水のCl-濃度を用いて湧水量と表面流出水量の分離を試みた。湧水量モデルのパラメーターをフィッティングした結果,表面流出水量を差し引いた湧水量とモデルによって推定された湧水量は良好な一致を示した。さらに,雨水浸透施設を導入することで,導入したさいの少雨年(1,297mm/year)の湧水量が,導入しなかったさいの平雨年(1,625mm/year)の湧水量よりも多くなると計算され,雨水浸透施設の導入が湧水回復に有用であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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流出過程およびそれに及ぼす影響  ,  地下水学 
引用文献 (14件):
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