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J-GLOBAL ID：201302271325823109   整理番号：13A0013617

応答変位法による地中構造物の曲げ解析に関する一考察

A STUDY ON ROTATIONAL DEFORMATION OF UNDERGROUND STRUCTURES USING RESPONSE DISPLACEMENT METHOD

著者 (1件)： 鈴木崇伸 (東洋大学 理工学部都市環境デザイン学科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 68  号： 4  ページ： I.807-I.816 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 旧基準で建設された地中構造物の中には耐震性に懸念のある構造が多くあり,簡便な評価計算法が望まれている.本論文は多くの設計で採用されている応答変位法の計算手法を応用して,地中構造物の曲げ変形に関する計算方法を提案している.正弦規則波を用いて,境界条件を考慮した解析解を示とともに,構造条件が異なる箇所に対しても簡易な応答計算が行えることを示している.また地中構造物の耐震解析にかかわる非線形現象をバイリニア近似することにより,地盤バネの降伏や構造部位の降伏を解析解で追跡できることを示している.解析解を用いて概略の評価を行い,最終的に動的解析で安全評価を行う設計手法が望ましいと考える.(著者抄録)

シソーラス用語： *地中構造物 ,  変位 ,  *曲げ変形 ,  *耐震解析 ,  正弦波 ,  振動応答 ,  応答解析 ,  耐震性 ,  評価 ,  ばね
準シソーラス用語： 応答変位 ,  耐震性評価 ,  地盤ばね

分類 (2件)： その他の特殊構造物  (RA05020W) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (8件)：

• 高田至郎:ライフライン地震工学,共立出版,1991.
• 大塚久哲:最新地中・基礎構造物の耐震設計,九州大学出版会,2008.
• 土木学会:地下構造物の耐震性能照査と地震対策ガイドライン(案),土木学会,2011.
• 鈴木崇伸:応答変位法による地中構造物の軸変形解析に関する一考察,土木学会地震工学論文集 Vol.30, pp.263-272,2009.
• 日本ガス協会:高圧ガス導管耐震設計指針,2000.

タイトルに関連する用語 (4件)： 応答変位法 ,  地中構造物 ,  曲げ ,  解析