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J-GLOBAL ID：201302274350176001   整理番号：13A0355691

食品・農産物の表示の信頼性確保と機能性解析のための基盤技術の開発 第4章 ヒト試験等による生活習慣病・メタボリックシンドロームの予防機能の検証 9 生活習慣病予防効果を持つ効率的な茶成分探索系の構築と評価(1)茶葉成分の抗肥満作用等生活習慣病予防効果の評価と利用技術の確立

著者 (1件)： 山本(前田)万里 (農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 493  ページ： 192-197  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)脂質代謝等に関わる核内受容体への茶成分の影響:茶葉中成分(カテキン類,フラボン類)の活性を測定したところ,フラボン類であるケンフェロール,アピゲニン(図3409-1)が12.5μM以上で,PPARγのリガンド活性を示した。(イ)茶葉中フラボノイド類の測定:品種では,「さえみどり」,「めいりょく」,「りょうふう」の含有量が多く,茶期では一番茶に多く含まれていた。(ウ)茶葉中メチル化カテキンの血圧上昇抑制効果:メチル化カテキン含有「べにふうき」緑茶の飲用4週間後から血圧が低下し,8週間後では収縮期で有意な低下(平均8.65mmHg)が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *安全性 ,  *食品衛生 ,  農作物 ,  農産食品 ,  機能分析 ,  *生活習慣病 ,  *予防 ,  メタボリックシンドローム ,  茶 ,  *成分 ,  *薬理作用 ,  肥満 ,  脂質代謝 ,  サイトゾル受容体 ,  ケトン ,  フラボノイド ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  多価フェノール ,  含有量 ,  圧力変動 ,  降圧作用 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  *食品安全性 ,  *植物成分
準シソーラス用語： カテキン類 ,  フラボン類 ,  核内受容体 ,  血圧上昇 ,  *抗肥満作用 ,  *生活習慣病予防 ,  農産物

分類 (4件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  し好料作物  (FC03076D) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (3件)： アピゲニン ,  カテキン ,  ケンフェロール

引用文献 (1件)：

• 1) Kurita 1, Maeda-Yamamoto M, TachibanaH, Kamei M (2010). Antihypertensive Effect ofBenifuuki Tea Containing O-rnethylated EGCG. J.Agric. Food Chem, 58(3):1903-1908.

タイトルに関連する用語 (19件)： 食品 ,  農産物 ,  機能性解析 ,  基盤技術 ,  開発 ,  ヒト ,  試験 ,  生活習慣病 ,  メタボリックシンドローム ,  予防 ,  検証 ,  予防効果 ,  茶 ,  探索 ,  構築 ,  評価 ,  茶葉 ,  抗肥満作用 ,  生活習慣病予防