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J-GLOBAL ID：201302285056404588   整理番号：13A0013633

ライニング補強した通信管路の地震時ケーブル防護効果評価方法

EVALUATION METHOD OF SEISMIC PERFORMANCE OF CABLE IN SUPERANNUATED TELECOMMUNICATION CONDUITS REINFORCED BY PVC LINING

著者 (6件)： 田中宏司 (NTTインフラネット株式会社(山梨大学大学院医学工学総合教育部)) ,  奥津大 (NTTアクセスサービスシステム研究所) ,  山崎泰司 (NTTアクセスサービスシステム研究所) ,  片桐信 (摂南大学 理工学部 都市環境工学科) ,  鈴木崇伸 (東洋大学理工学部都市環境デザイン学科) ,  杉山俊幸 (山梨大学大学院医学工学総合研究部(工学部土木環境工学科))
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 68  号： 4  ページ： I.959-I.968 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信管路設備は,地下に布設するケーブルを効率的に運用・保守するだけでなく,地震時にはケーブルに作用する外力を低減する性能が求められる.一方,高度成長期に大量構築した管路設備が老朽弱体化しており,メンテナンスや補強により効率的に設備の信頼性を維持していく必要がある.本研究では,新潟県中越沖地震で光ファイバケーブルの障害が生じた老朽化した鋼管について,現場調査結果にもとづいて再現解析を行い鋼管の地震時挙動を把握した後に,管内面にライニング補強を施した場合の内管の挙動を解析および実験により確認した.老朽管路にライニング補強を施すことで,地震時のケーブル防護効果が向上し,合理的な耐震対策として期待できることが確認できた.(著者抄録)

シソーラス用語： *管路 ,  *通信ケーブル ,  老朽化 ,  光ケーブル ,  地震応答 ,  ライニング ,  保護作用 ,  *耐震対策 ,  被災
準シソーラス用語： *通信管路

分類 (1件)： 配管設計・工事  (RA07090J)

引用文献 (22件)：

• 東日本電信電話株式会社:東日本大震災における復旧活動の奇跡,pp.23-30,2011
• 情報通信技術研究会:新情報通信概論,pp.44-45,pp.83-84,pp.286-292,2003
• 土木学会:都市ライフラインハンドブック,第Ⅳ編ライフラインの防災技術,6章情報通信 ,pp.759-786,2010
• 田中宏司,鈴木崇伸:新潟県中越地震の電話施設の被害分析,第12回地震工学会シンポジウム,0351,2006
• 田中宏司,鈴木崇伸,山崎泰司:通信用地下ケーブルの耐震性能に関する実験的研究,第30回土木学会地震工学論文集,4-0022 ,pp.1-7,2009

タイトルに関連する用語 (7件)： ライニング ,  補強 ,  管路 ,  地震 ,  ケーブル ,  防護効果 ,  評価方法