文献

J-GLOBAL ID：201302286553416022   整理番号：13A1303927

LC相殺を用いたワイヤレス給電の伝送電力及び効率について

Wireless Power Transmission Using LC Cancellation with Respect to Transmitted Power and Efficiency

著者 (2件)： 河村祐輔 (九大 大学院システム情報科学府) ,  庄山正仁 (九大 大学院システム情報科学府)
資料名： 電気学会半導体電力変換研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： SPC-13  号： 90-106  ページ： 19-24  発行年： 2013年07月25日 
JST資料番号： Z0921A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ワイヤレス電力伝送技術の研究が,2007年に発表されたMITによる磁界共振方式を契機として盛んになっている。その研究の多くは共振器間のみの効率に注目しているが,実際の応用を考えるとインバータなどの内部抵抗も含めた効率が重要である。本研究では,まず,結合係数が小さいコイルにおいても共振現象を利用すればLC相殺の原理により伝送電力を増加できることを示す。次に,ワイヤレス電力伝送回路に内部抵抗が存在する場合の総合効率,出力電力及び共振電圧について検討すると共に,実際に実験を行い理論値と測定値の比較をする。(著者抄録)

シソーラス用語： *電力供給 ,  電気損失 ,  電力効率 ,  インダクタ ,  共振 ,  伝送回路 ,  電気抵抗 ,  電圧 ,  *無線電力伝送
準シソーラス用語： 出力電力 ,  送電損失 ,  内部抵抗 ,  *非接触給電

分類 (1件)： 屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (6件)：

• [1] Kurs, A. et al.,“Wireless Power Transfer via Strongly Coupled Magnetic Resonances,”Science Magazine, vol.317, No.5834, pp.83-86, Jun.2007.
• [2] 坂本浩, 坂井栄治,“ワイヤレス給電の現状と課題,”エネルギーエレクトロニクス研究所, pp.96-104, 0ct.2010.
• [3] 居村岳広, 内田利之, 堀洋一,“非接触電力伝送における電磁誘導と電磁界結合の統一的解釈,”産業応用部門D, VT-09-07, Jun.2009.
• [4] 安倍秀明, 古川薫, 西村太, 太田智浩, 北村浩康,“磁気結合ワイヤレス給電技術における効率と待機電力について,”信学技報, Vol.ll1, No.223, pp.31-36, 0ct.2011.
• [5] 吉村工, 庄山正仁,“電磁共振方式によるワイヤレス電力伝送技術の研究,”信学技報111(400), pp.103-108, Jan.2012.

タイトルに関連する用語 (2件)： 相殺 ,  ワイヤレス給電