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J-GLOBAL ID：201302290089254682   整理番号：13A1631936

タリアメント川における定点カメラ画像を用いた止水性生息場の履歴と水生生物群集の解析

Analysis of Habitat History on Lentic Animal Communities by Using Fixed Cameras in Tagliamento River

著者 (7件)： 寺田匡徳 (京大 大学院工学研究科) ,  渡辺幸三 (愛媛大) ,  BERTOLDI W. (トレント大) ,  GURNELL A.M. (ロンドン大 クイーン・メアリー) ,  TOCKNER K. (IGB) ,  竹門康弘 (京大) ,  角哲也 (京大)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 56  ページ： ROMBUNNO.56B,72  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川では,流量と土砂供給により河床地形が形成され,河川における生物の多様性は,地形の多様性と深く関係している。現在,日本の多くの河川で,ダム建設や河床掘削により,流路の固定化が進んでおり,特に水域と陸域のエコトーンを利用している生物に大きな影響を与えている。本研究の対象であるたまり,ワンドは,陸域である砂州上の水域というエコトーンであり,流路とは異なる止水性の水域というエコトーンなので,河川全体での生物多様性を高めるうえで,大きな役割を持っている。本研究では,河川の生物多様性を考慮した,ダム等の土砂・流向管理目標の策定を最終目標としている。その第一段階で,生物多様性を維持・向上させるような河川地形を明らかにすることを目的とし,イタリア北西部を流れるタリアメント川を対象として,止水性生息場の履歴に着目した生物場評価を行った。

シソーラス用語： イタリア共和国 ,  *河川 ,  流量 ,  供給 ,  生物多様性 ,  改変 ,  *水辺 ,  *生息場所 ,  遊水池 ,  *止水 ,  水生生物 ,  河床形態 ,  現地調査 ,  観測 ,  *写真像 ,  *経歴
準シソーラス用語： エコトーン ,  ワンド ,  河床地形 ,  固定化 ,  止水性生息場 ,  定点観測 ,  土砂供給

分類 (2件)： 河川工事  (RC12030X) ,  動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 定点 ,  カメラ画像 ,  止水 ,  生息 ,  履歴 ,  水生生物 ,  群集 ,  解析