特許
J-GLOBAL ID:201303003733813803

細胞の作出方法、細胞、改変PC12細胞、遺伝子、並びに、変異ホスホイノシチド-3キナーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 隆 ,  大南 匡史
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2011054878
公開番号(公開出願番号):WO2011-111595
出願日: 2011年03月03日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
新たな特性を有する改変PC12細胞を提供し、合わせて、当該改変PC12細胞が有する特性を備えた新規細胞を作出することができる技術を提供することを課題とする。 以下の性質(a)及び(b)を有する改変PC12細胞が提供される。(a)神経成長因子を作用させても神経分化が誘導されない、(b)神経成長因子を作用させてもAkt(セリン/スレオニンキナーゼ)を活性化しない、変異ホスホイノシチド-3キナーゼを発現する。Akt(セリン/スレオニンキナーゼ)を活性化しない変異ホスホイノシチド-3キナーゼを発現する変異細胞を作出する細胞の作出方法、当該細胞の作出方法によって得られる細胞、当該変異ホスホイノシチド-3キナーゼをコードする遺伝子、及び当該遺伝子がコードする変異ホスホイノシチド-3キナーゼも提供される。
請求項(抜粋):
配列番号2で表されるアミノ酸配列における660番目に相当する位置のアミノ酸がリジンであるホスホイノシチド-3キナーゼのp85調節サブユニットβを発現する親細胞に対して、前記リジンを欠失又は他のアミノ酸に置換させる遺伝子の変異を導入することにより、Akt(セリン/スレオニンキナーゼ)を活性化しない変異ホスホイノシチド-3キナーゼを発現する変異細胞を作出することを特徴とする細胞の作出方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  C12N 5/10 ,  C12N 9/12
FI (3件):
C12N15/00 A ,  C12N5/00 102 ,  C12N9/12
Fターム (18件):
4B024AA01 ,  4B024AA20 ,  4B024BA10 ,  4B024CA02 ,  4B024DA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA17 ,  4B050CC04 ,  4B050DD11 ,  4B050EE10 ,  4B050LL01 ,  4B050LL03 ,  4B065AA90X ,  4B065AA90Y ,  4B065BA01 ,  4B065CA27 ,  4B065CA44

前のページに戻る