軟X線減弱性織物及び軟X線減弱性衣服

発明者： , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (4件)：木村満 , 山田雅哉 , 毛受隆典 , 森川泰司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-075789
公開番号（公開出願番号）：特開2013-204200
出願日： 2012年03月29日
公開日（公表日）： 2013年10月07日
要約：

【課題】軟X線から人体を防護し、軽量で通気性がよく、風合いが柔らかく、製造が容易で安価であり、着用感に優れる軟X線減弱性織物及びそれを用いてなる軟X線減弱性衣服を提供する。【解決手段】バリウム化合物を60重量%含有するナイロン6繊維からなる芯部と、バリウム化合物を含有しないポリエステル繊維からなる鞘部とからなる、芯鞘重量比率3/2である同心円状の芯鞘型合成繊維(150dteX、24フィラメント)を仮撚加工したものを経糸及び緯糸に用い二重織物を作製し、精練後、180°C乾熱で熱セットを施し、表裏面とも経糸密度128本/インチ、緯糸密度67本/インチ、厚み0.63mm、目付311g/cm2 、見掛け密度0.49g/m3 の織物を得た。織物の開孔率は0.3%で、軟X線減弱率は34.4〜38.4%であった。この軟X線減弱性織物を縫製して製造した軟X線減弱性衣服は、軽量で通気性がよく、着用感に優れていた。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

バリウム化合物の微粒子の含有量が10重量%〜50重量%の範囲内の合成繊維、バリウム化合物の微粒子の含有量が40重量%〜70重量%の範囲内の芯部と、バリウム化合物の微粒子の含有量が1重量%以下またはゼロの鞘部とを有する芯鞘型合成繊維、または前記合成繊維と前記芯鞘型合成繊維の両方、を用いて構成された軟X線減弱性織物であって、開孔率が0.1%〜0.5%の範囲内にあり、見掛け密度が0.05g/cm3〜0.55g/cm3 の範囲内にある、軟X線減弱性織物。

IPC (7件)：

D03D 15/00 , D01F 1/10 , D01D 5/34 , D01F 8/04 , A41D 31/00 , A41D 31/02 , A41D 13/12

FI (13件)：

D03D15/00 E , D03D15/00 C , D01F1/10 , D01D5/34 , D01F8/04 Z , A41D31/00 B , A41D31/00 C , A41D31/00 501Z , A41D31/00 502B , A41D31/00 503E , A41D31/00 503Z , A41D31/02 A , A41D13/12

Fターム (29件)：

3B011AB06 , 3B011AC25 , 4L035AA05 , 4L035EE20 , 4L035FF01 , 4L035JJ02 , 4L041BA02 , 4L041BA05 , 4L041BA21 , 4L041BA59 , 4L041BC06 , 4L041BD07 , 4L041CA05 , 4L041CA21 , 4L041CB06 , 4L041CB25 , 4L041DD01 , 4L041DD21 , 4L041DD22 , 4L045AA05 , 4L045BA03 , 4L045BA18 , 4L048AA28 , 4L048AA46 , 4L048BA09 , 4L048CA11 , 4L048CA15 , 4L048DA01 , 4L048DA22

引用特許：

審査官引用 (4件)

放射線防護布帛および放射線防護製品
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-141517 出願人：東レ株式会社
有害放射線遮蔽材
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-324529 出願人：理研ビニル工業株式会社, 有限会社ハイブリッヂ, 株式会社アトム, グンゼ株式会社
特開昭63-198898

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