特許
J-GLOBAL ID:201303033804783737

移動対象抽出装置、移動対象抽出方法及び移動対象抽出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  勝 治人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-269128
公開番号(公開出願番号):特開2010-097507
特許番号:特許第4800367号
出願日: 2008年10月17日
公開日(公表日): 2010年04月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ある背景の前段で前景として移動している移動対象を撮影した撮影画像から前記移動対象を抽出する移動対象抽出装置において、 前記背景のみを撮影した背景画像であって、所定の範囲で動作する動的領域を有する時系列な複数の背景画像を蓄積しておく背景画像蓄積手段と、 前記背景画像を表現している各濃淡値が占める割合を背景発生確率として計算する背景発生確率計算式を蓄積しておく背景発生確率計算式蓄積手段と、 前記撮影画像において前記前景の濃淡値が占める割合を所定の前景発生確率として蓄積しておく前景発生確率蓄積手段と、 ベイズ推定法を適用した条件付き確率であって、前記撮影画像を構成する各画素が濃淡値で表現される場合に、当該画素が背景である条件付き背景確率と前景である条件付き前景確率との比率を用いて、当該画素が背景であるか前景であるかを分類する画素分類式を蓄積しておく画素分類式蓄積手段と、 前記撮影画像を入力し、撮影画像格納手段に格納する入力手段と、 前記背景発生確率計算式蓄積手段から前記背景発生確率計算式を読み出すと共に前記背景画像蓄積手段から前記背景画像を読み出して、当該背景画像の各濃淡値に対して前記背景発生確率をそれぞれ計算する計算手段と、 前記背景発生確率計算式蓄積手段から前記背景確率発生計算式を読み出して、前記複数の背景画像の前記動的領域について前記背景発生確率をそれぞれ計算し、各濃淡値に対して当該背景発生確率を生起頻度とするヒストグラムを複数生成する第1のヒストグラム生成手段と、 非線形最小二乗法を用いて前記複数のヒストグラムに近似する近似関数を生成する第1の近似関数生成手段と、 連続する2枚の前記背景画像を用いて、前記動的領域内で任意点が移動する速度を正規化相互相関法を用いて計算する速度ベクトル計算手段と、 当該動的領域内で当該速度を有する前記任意点が占める割合を速度発生確率として計算し、各速度に対して当該速度発生確率を生起頻度とするヒストグラムを生成する第2のヒストグラム生成手段と、 非線形最小二乗法を用いて当該ヒストグラムに近似する近似関数を生成する第2の近似関数生成手段と、 前記画素分類式蓄積手段から前記画素分類式を読み出し、前記前景発生確率蓄積手段から前記前景発生確率を読み出し、更に前記撮影画像格納手段から前記撮影画像を読み出して、当該撮影画像を構成している各画素に対して、当該各画素の濃淡値に対応する前記計算手段で計算された前記背景発生確率を前記条件付き背景確率とすると共に当該前景発生確率を前記条件付き前景確率として前記画素分類式をそれぞれ計算し、当該各画素が背景であるか前景であるかを分類する画素分類手段と、 前記前景として分類された画素を前記移動対象として抽出する抽出手段と、を有し、 前記画素分類手段は、 前記動的領域については、前記第1の近似関数生成手段で生成された近似関数を満たす背景発生確率と、前記第2の近似関数生成手段で生成された近似関数を満たす速度発生確率との乗算値を、前記条件付き背景確率として前記分類を行うことを特徴とする移動対象抽出装置。
IPC (1件):
G06T 7/20 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06T 7/20 200 B ,  G06T 7/20 A
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
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