特許
J-GLOBAL ID:201303042615541390

場内拡声方法、場内拡声装置とそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-192849
公開番号(公開出願番号):特開2013-055536
出願日: 2011年09月05日
公開日(公表日): 2013年03月21日
要約:
【課題】遠端側に自分の声がどの様に伝わっているかを近端側発話者に知らせることができる場内拡声方法を提供する。【解決手段】この発明の場内拡声方法は、エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とから成り、送話信号加算過程は、遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、残響付加ステップと、加算ステップと、を備える。遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップは、遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する。残響付加ステップは、遠端側擬似音響伝達ベクトルと送話信号を畳み込み演算して送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する。加算ステップは、受話信号に遠端側送話信号を加算して拡声音声信号を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エコーキャンセラ過程と送話信号加算過程とを備えた場内拡声方法であって、 上記エコーキャンセラ過程は、 拡声音声信号と残響を除去した送話信号とを入力として反響路の音響伝達特性を推定し、擬似音響伝達ベクトルを生成するエコー経路推定ステップと、 上記拡声音声信号と上記擬似音響伝達ベクトルとを畳み込み演算して擬似エコー信号を生成する擬似エコー信号生成ステップと、 収音信号から上記擬似エコー信号を減じて送話信号を生成する減算ステップと、 上記擬似音響伝達ベクトルを遠端側の場内拡声装置に送信する擬似音響伝達ベクトル送信ステップと、 を含み、 上記送話信号加算過程は、 上記遠端側の場内拡声装置から、遠端側の遠端側擬似音響伝達ベクトルを受信する遠端側擬似音響伝達ベクトル受信ステップと、 上記遠端側擬似音響伝達ベクトルと上記送話信号を畳み込み演算して該送話信号に遠端側の残響を付加した遠端側送話信号を生成する残響付加ステップと、 受話信号に上記遠端側送話信号を加算して上記拡声音声信号として出力する加算ステップと、 を含むことを特徴とする場内拡声方法。
IPC (3件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60
FI (3件):
H04R3/02 ,  H04B3/23 ,  H04M1/60 C
Fターム (13件):
5D020CC06 ,  5K046BB01 ,  5K046HH11 ,  5K046HH79 ,  5K127AA03 ,  5K127BB01 ,  5K127BB15 ,  5K127CA25 ,  5K127CB33 ,  5K127GB72 ,  5K127MA02 ,  5K127MA05 ,  5K127MA32
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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