特許
J-GLOBAL ID:201303054379999213

場内拡声装置、場内拡声方法、及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-132452
公開番号(公開出願番号):特開2013-005106
出願日: 2011年06月14日
公開日(公表日): 2013年01月07日
要約:
【課題】従来より自然で聞き取りやすい音声を、近端側の場内に拡声することができ、かつ、遠端側にも送出可能な場内拡声装置を提供する。【解決手段】遠端側から受信した受話信号と収音手段で収音した発話信号に基づく信号(拡声発話信号)とを加算器で加算して生成した拡声信号を場内に拡声手段で拡声しながら遠端側との音声通話を行う場内拡声装置において、音声信号検出器と収束判定器と損失制御器とを有する損失制御システムと、エコー経路推定器と疑似エコー生成器と減算器とを有するエコーキャンセラと、を備え、損失制御システムは、エコー経路推定の収束状態に応じて拡声発話信号の信号レベルを制御する。エコーキャンセラは、遠端側からの受話信号と拡声発話信号とから、拡声手段と収音手段との間の音響伝達特性ベクトルを推定し、これにより遠端側からの受話信号に由来する音響エコーと拡声発話信号に由来する音響エコーの両方を消去する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
遠端側への送出信号と遠端側から受信した受話信号の送受話状態を判定する音声信号検出器と、 記憶部を備え、音声信号検出器で前記受話信号が存在すると判定された場合には、所定の方法によりエコー経路推定の収束状態を判定し、エコー経路推定の収束が進んでいるほど小さな値となるように損失量を算出し、これを前記記憶部に保存するとともに損失制御器に提供し、音声信号検出器で前記受話信号が存在すると判定されなかった場合には、前記記憶部に保存されている損失量を損失制御器に提供する収束判定器と、 前記送出信号を用い、これに収束判定器から提供された損失量の損失を与えることにより拡声発話信号を生成する損失制御器と、 拡声手段から収音手段までのエコー経路の音響伝達特性ベクトルを、前記送出信号と、前記受話信号と前記拡声発話信号との和である前記拡声手段から拡声される信号(以下、「拡声信号」という。)と、を用いて推定し、推定された音響伝達特性ベクトル(以下、「疑似音響伝達特性ベクトル」という。)を出力するエコー経路推定器と、 疑似エコー信号を、前記拡声信号と前記疑似音響伝達特性ベクトルとを用いて生成する疑似エコー生成器と、 前記送出信号を、前記収音手段で収音された発話信号を含む収音信号から前記疑似エコー信号を減算することにより生成する減算器と、 を備える場内拡声装置。
IPC (3件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23 ,  H04R 27/00
FI (3件):
H04R3/02 ,  H04B3/23 ,  H04R27/00 J
Fターム (7件):
5D020CC03 ,  5D020CC04 ,  5K046BB01 ,  5K046HH11 ,  5K046HH57 ,  5K046HH69 ,  5K046HH79
引用特許:
審査官引用 (12件)
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