特許
J-GLOBAL ID:201303073415345378

熱物性測定用試料表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-159100
公開番号(公開出願番号):特開2007-327851
特許番号:特許第4817308号
出願日: 2006年06月07日
公開日(公表日): 2007年12月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】光加熱時の試料の温度応答を光検出素子により非接触で観測して熱物性値を算出する熱物性測定に際して、熱物性測定用試料の表面にカーボンブラックを含む液体を用いたスピンコーティングにより黒化膜を形成して、加熱用光を充分に吸収し、かつ観測用光検出素子の対応波長に充分な感度を持つ試料を得ることができるようにした熱物性測定用試料表面処理方法において、 試料よりも厚い板状のプラスチック消しゴムを試料より僅かに小さくくり抜いて孔を形成し、 くり抜きにより抜き取られた部材を前記孔の下方の一部に挿入して孔の上方に試料挿入部を形成し、 前記試料挿入部に試料をプラスチック消しゴムの弾性を利用して圧入保持して試料保持部材を作成し、 前記試料保持部材をスピンコーターに固定し、 カーボンブラックを含む液体を試料の上に乗せて、スピンコーターを回転させ、遠心力により試料表面にカーボンブラックを含む液体を試料の表面に塗布するとともに試料周辺の余分な液体をプラスチック消しゴムで吸い取らせ、 スピンコーターから前記試料保持部材をはずして乾かした後、前記試料挿入部から試料をはずすことにより試料表面に黒化膜を形成したことを特徴とする熱物性測定用試料表面処理方法。
IPC (1件):
G01N 25/18 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01N 25/18 H
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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