特許
J-GLOBAL ID:201303081458537885

脳信号計測システム、生体内計測装置及び脳信号計測位置制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽立 幸司
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2011051237
公開番号(公開出願番号):WO2011-090199
出願日: 2011年01月24日
公開日(公表日): 2011年07月28日
要約:
生体内に低侵襲な手術で信号を計測する複数の計測手段を留置でき、さらに、各計測手段を配置する位置を容易に調整可能な脳信号計測システム等を提案する。脳信号計測装置(21)は、硬膜とクモ膜の間に設置されて脳信号を計測する複数のセンサ(27)と、センサ(27)を保持する保持部(25)を有する。センサ(27)の間は、形状記憶特性を有し、熱・電気的絶縁体が覆う形状記憶部により接続されている。センサ(27)は、頭皮等、頭蓋骨及び硬膜を貫通する穴より導入管(23)を用いて挿入され、硬膜とクモ膜の間に挿入される。この穴は、直径1cm以下で実現可能である。電源(29)による通電加熱により保持部(25)の形状記憶部が記憶処理された正六角形となることにより、センサ(27)の位置が変更して、低侵襲な手術で硬膜下電極の留置が可能となる。
請求項(抜粋):
硬膜とクモ膜の間に設置されて脳信号を計測する複数の計測手段と、前記複数の計測手段を保持する保持部とを有する脳信号計測装置を備える脳信号計測システムであって、 前記保持部は、 所定の刺激による形状記憶特性を有し、前記形状記憶特性による形状変化により前記複数の計測手段の位置を変更可能な形状記憶部と、 前記形状記憶部に対して外部から刺激を与えるための刺激導入部と、 前記形状記憶部を覆い、前記形状記憶部に対して外部から所定の刺激が与えられることにより前記形状記憶部において生じる形状変化以外の所定の現象が外部へ与える影響を遮断する刺激遮断部を有し、 刺激を与えられていない状態では前記硬膜及び前記クモ膜よりも柔軟なものであり、 前記形状記憶部は、前記保持部が前記硬膜と前記クモ膜の間に挿入されて、刺激付与装置により前記刺激導入部を介して所定の刺激が与えられることにより、前記形状記憶特性により予め記憶処理された形状へ変化して、前記複数の計測手段を配置する、脳信号計測システム。
IPC (4件):
A61B 5/040 ,  A61B 5/047 ,  A61B 5/049 ,  A61N 1/05
FI (3件):
A61B5/04 300J ,  A61B5/04 300N ,  A61N1/05
Fターム (1件):
4C053CC10

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