文献
J-GLOBAL ID:201402205108652350   整理番号:14A0896824

LiAlH4の脱水素反応に及ぼすTiCl3添加の効果

Additive Effects of TiCl3 on Dehydrogenation Reaction of LiAlH4
著者 (8件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1138-1140 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
LiAlH4は250°C以下で多量の水素(7.9mass%H2)を放出可能な故に,最近LiAlH4は最も有望な水素貯蔵材料の1種として注目されている。しかしながら,燃料電池自動車に適用するためにはLiAlH4の脱水素反応の反応速度が遅すぎる課題がある。本研究は脱水素化反応速度を向上させるために,TiCl3の添加効果を検討した。様々な比率(0,0.1,0.2,0.5,1.0,および2.0mol%)のTiCl3をLiAlH4に,1.0MPa圧H2雰囲気中で30分間ボールミル処理して添加した。LiAlH4の分解は2段階の反応を介して進行し,各段階の脱水素化反応速度を比較して,本研究の目的を達成するための最適TiCl3添加量を求めた。TiCl3添加量増加に伴って,両方の反応の脱水素化温度が低下した。しかしながらTiCl3添加量増加に伴って活性化エネルギーは低下したが,水素放出量も減少した。両反応段階おける反応速度および水素容量を考慮した結果,LiAlH4脱水素化のためのTiCl3最適添加量は,約0.2mol%であると推定された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の金属組織学  ,  塩 
引用文献 (9件):
  • 1) J. Block and A. P. Gray: Inorg. Chem. 4 (1965) 304.
  • 2) R. A. Varin and R. Parviz: J. Alloy. Compd. 504 (2010) 89–101.
  • 3) X. F. Liu, H. W. Langmi, S. D. Beattie, F. F. Azenwi, G. S. McGrady and C. M. Jensen: J. Am. Chem. Soc. 133 (2011) 15593–15597.
  • 4) Rafi-ud-din, L. Zhang, L. Ping and Q. Xuanhui: J. Alloy. Compd. 508 (2010) 119–128.
  • 5) B. Bogdanovic and M. Schwickardi: J. Alloy. Compd. 253–254 (1997) 1–9.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る