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J-GLOBAL ID：201402214104942697   整理番号：14A0530913

インドネシアの潮位データによって観測されたインド洋ダイポール現象発生年における沿岸湧昇のシグナル

著者 (5件)： 堀井孝憲 (海洋研究開発機構) ,  SOFIAN Ibnu (インドネシア地理空間情報局) ,  SYAMSUDIN Fadli (インドネシア技術評価応用庁) ,  植木巌 (海洋研究開発機構) ,  安藤健太郎 (海洋研究開発機構)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2014  号： 春季  ページ： 98  発行年： 2014年03月10日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インド洋ダイポール現象(IOD)の発達や発生に関わるスマトラ・ジャワ島沖の冷水の沿岸湧昇を調査するために,インドネシアの潮位データを解析した。データはインドネシア地理空間情報局によって収集された検潮所5点の潮位データを使用した。典型的な正のIODが発生した1994年におけるインド洋東部のSST偏差は5月~6月以降に急激に減少し,8月から10月にかけて正のIODの状態となった。この時期の潮位データを調査したところ,IODの発生段階であった5月に潮位がおよそ20cm低下するシグナルが観察され,IOD発生時に起こったスマトラ・ジャワ島沖の冷水の沿岸湧昇の存在が強く示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *大気海洋間相互作用 ,  *沿岸湧昇 ,  潮位 ,  *東インド洋 ,  スマトラ ,  ジャワ
準シソーラス用語： *インド洋ダイポール現象

分類 (1件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N)

タイトルに関連する用語 (6件)： インドネシア ,  潮位 ,  観測 ,  インド洋ダイポール現象 ,  沿岸湧昇 ,  シグナル