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J-GLOBAL ID:201402214739896861   整理番号:14A0790542

生体触媒を活用した炭酸カルシウム結晶析出による地盤固化効果の検討

SOLIDIFICATION OF SAND SOILS INDUCED BY CALCIUM CARBONATE PRECIPITATION UTILIZING BIOCATALYST
著者 (5件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 290-300 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0104A  ISSN: 2185-6516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,生体触媒であるウレアーゼの尿素加水分解機能を利用した炭酸カルシウム結晶析出による地盤固化効果の検討を行った.まず,直径50mm,高さ100mmの円柱砂供試体に所定の濃度に調整したグラウト材を注入し,改良体の力学特性を評価した.その結果,炭酸カルシウム析出量の増加と共に強度が増加する正の相関が得られた.つぎに,より大型な砂地盤内にグラウト材を注入することにより,砂地盤の固化程度を評価するために,ドラム缶内に直径560mm,高さ600mmの砂層地盤を作製し,濃度調整したグラウト材の注入試験を実施した.その結果,概ね想定した領域を改良することができ,本手法の有用性を示すことができたが,改良体の強度制御が今後の課題であることが確認された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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地盤改良,土質安定処理 
物質索引 (1件):
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引用文献 (17件):
  • 1) 森麟,田村昌仁,千柄植:砂質地盤における割裂発生機構,土木学会論文集,No. 388 /III-8,pp. 61-70,1987.
  • 2) 米倉亮三,島田俊介:薬液注入における長期耐久性の研究,土と基礎,Vol. 40,No. 12,pp. 17-22,1992.
  • 3) 河村健輔,善功企,山崎浩之,林健太郎:既設構造物直下地盤の液状化対策-浸透固化処理工法,土と基礎,Vol. 51,No. 3,pp. 13-15,2003.
  • 4) 林健太郎,平木正男,舘山大樹,原田智弘:浸透固化処理工法による供用中の岸壁の液状化対策事例,土と基礎,Vol. 56,No. 3,pp. 22-25,2008.
  • 5) 山崎浩之,向井雅志,山田岳峰,三原孝彦,横尾充:曲がりボーリングを用いた薬液注入による液状化対策の実証試験,土木学会論文集,No. 756/VI-62,pp. 89-99,2004.
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