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J-GLOBAL ID：201402216747384422   整理番号：14A0896681

模型実験における電柱の液状化対策工法の効果検証

STUDY ON EFFECT OF LIQUEFACTION COUNTERMEASURES FOR UTILITY POLE BY SHAKING TABLE EXPERIMENT

著者 (5件)： 橋本和樹 (日本電信電話(株)アクセスサービスシステム研究所) ,  安井良介 (日本電信電話(株)アクセスサービスシステム研究所) ,  下窪邦裕 (日本電信電話(株) アクセスサービスシステム研究所) ,  高見沢和俊 (日本電信電話(株) アクセスサービスシステム研究所) ,  鈴木崇伸 (東洋大学理工学部都市環境デザイン学科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 70  号： 4  ページ： I.285-I.294 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電柱は電気通信を支える重要なインフラ設備であるが,これまで震災による地盤の液状化によって,多くの電柱が沈下,傾斜の被害を受けている.過去にも電柱への液状化対策の研究は行われていたが,電柱1箇所毎に実施する対策としては,規模が大きくなる等の課題があった.本研究は,液状化による電柱の沈下,傾斜被害への対策として,グラベルドレーン機能を付与した建柱工法(根入れ部の砕石埋戻し工法)を検討し,模型実験により効果の検証を行ったものである.本実験では,電柱根入れ部への小規模な対策であっても電柱周囲の液状化発生を遅らせる効果や,地盤支持力の増大による沈下,傾斜を抑える効果を期待できることが確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *電柱 ,  *液状化 ,  模型試験 ,  埋戻し ,  砕石 ,  根入れ長さ ,  沈下 ,  傾斜 ,  地盤支持力 ,  建設工法 ,  *災害対策
準シソーラス用語： *防災対策 ,  *液状化対策 ,  建柱工法 ,  模型実験

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (10件)：

• 浦安市液状化対策技術検討調査委員会:浦安市液状化対策技術検討調査報告書,2012.3
• 情報通信審議会情報通信技術分科会,電気通信設備の安全・信頼性対策に関する事項,2011.11
• 内閣府(防災担当):南海トラフの巨大地震に対する災害応急対策を検討するにあたっての社会的・地理的背景,2012.7
• NTT:NTT 施設 vol.40,1988.12
• 地盤工学会編:知っておきたい地盤の被害-現象メカニズムと対策-,2003.9

タイトルに関連する用語 (5件)： 模型実験 ,  電柱 ,  液状化対策 ,  工法 ,  検証