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J-GLOBAL ID:201402219330774383   整理番号:14A1147510

浄化槽技術の進展と今後の展望 浄化槽と生態工学的浄化システムを併用した低炭素型高度処理

著者 (6件):
資料名:
巻: 56  号: 10  ページ: 713-718  発行年: 2014年10月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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汚水処理施設は,一般的に高度処理化を行なうと温室効果ガス排出量が増加する傾向にある。一方で,処理水の残留塩素や消毒副生成物,栄養塩などが放流先の水質や生態系にもたらす悪影響が懸念されている。したがって,大腸菌や栄養塩を高度に処理可能な低炭素排水処理技術が求められる。そこで,本研究では,浄化槽の処理水を自然の浄化機能を利用した技術と組み合わせた生態工学的浄化システムによる生活排水の低炭素高度処理の検討を行なった。その結果,ヨシを植栽した砂基盤の水平流式水路において,浄化槽処理水中に残存するBOD,窒素,リン,大腸菌の高度な除去が可能であり,また,浄化槽のDO制御運転と組み合わせることでプロワー消費電力を大幅に削減しながら通常運転時の浄化槽処理水より良好な処理水質を得ることができ,低炭素かつ高度な排水処理が可能となることが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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建物内の給排水・衛生設備  ,  し尿処理 
引用文献 (10件):
  • 国土交通省ホームページ:平成24年度末の汚水処理人口普及状況について (http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000216.html)(2014年8月31日閲覧).
  • (株)数理計画:平成21年度廃棄物・リサイクル分野における中長期的な温暖化対策に関する検討委託業務報告書(2010).
  • 相澤治郎,佐藤義秋,伊藤 歩,北田久美子,海田輝之,大村達夫:下水処理水が河川底生生物及び水環境に与える影響,日本水処理生物学会誌,35(4)247~259(1999).
  • Soda, S., Arai, T., Inoue, D., Ishigaki, T., Ike, M., Yamada, M.: Statistical analysis of global warming potential, eutrophication potential, and sludge production of wastewater treatment plants in Japan, Journal of Sustainable Energy & Environment, 4 (1) 33~40 (2013).
  • 西村 修,中野和典:人工湿地を活用した省エネルギー型排水処理,平成23年度「重点研究課題」調査研究報告書-低炭素・国際展開に対応する水環境管理戦略に関する研究-,(公社)土木学会環境工学委員会(2012).
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