抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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論理関数や集合などの基本的な離散構造データを効率良く演算処理することは,様々な応用分野に共通する基盤技術として非常に重要である。本稿ではBDD(Binary Decision Diagram,二分決定グラフ)及びZDD(Zero-suppressed BDD,ゼロサプレス型BDD)を用いた離散構造データの処理技法を概観する。まずBDDによるブール演算処理,ZDDによる組合せ集合の代数処理について述べ,次に文字列集合や順列集合への発展について述べる。更に最近注目されているグラフ列挙の手法や,その適用例である「おねえさんの問題」など,本研究分野における最近の展開について紹介する。(著者抄録)