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文献
J-GLOBAL ID:201402220597017601   整理番号:14A0487367

SmFeO3半導体式センサのVOC検出感度に及ぼすSm2O3添加効果

Effect of Sm2O3 Additive on VOC Sensing Property of SmFeO3 Semiconductive Sensor
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号: Supplement A  ページ: 121-123  発行年: 2014年03月29日 
JST資料番号: L3948A  CODEN: KAGSEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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前回P-型半導体であるSmFeO3を用いたトルエンの検出について報告した。さらにSmFeO3の表面Sm濃度を増加させる目的でSm2O3を添加すると,トルエンの酸化活性が向上し,検出感度も向上することを報告した。この原因として,Smがトルエンの吸着サイトとして機能しており,Sm濃度の増加に伴って吸着トルエン量が増大するためであると推察された。今回は,感度向上の原因を実験的に明らかにするため,表面のXPS測定,ならびにトルエン吸着試験を行った。トルエンの50%転化温度であるT50は30wt%までは低下し,それ以上では増加した。したがって,30wt%まではSm2O3担持により触媒活性が向上している。Sm2O3単独のT50は330°Cと高く,Sm2O3自体の活性は低いことを示している。そのためSm2O3担持による活性の向上は,Sm2O3吸着酸素が容易にトルエンと置換し,活性点への拡散が効率良く行われた結果であると考えられる。また,これにより表面吸着酸素が効率的に減少し,感度上昇につながっていると思われる。
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分類 (3件):
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計測機器一般  ,  化学プロセスの測定,監視,計装  ,  酸化物の結晶成長 
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