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J-GLOBAL ID：201402225899783569   整理番号：14A0558026

エアロゾル生成率の増加が引き起こす積雲-層雲転移に関する予備的数値実験

Preliminary numerical study on the cumulus-stratus transition induced by the increase of formation rate of aerosols

著者 (7件)： 島伸一郎 (兵庫県大) ,  島伸一郎 (海洋研究開発機構) ,  島伸一郎 (理研) ,  島伸一郎 (大阪大 免疫学フロンティア研究セ) ,  長谷川晃一 (中電シーティーアイ) ,  草野完也 (名古屋大 太陽地球環境研) ,  草野完也 (海洋研究開発機構)
資料名： 低温科学  (Low Temperature Science)
巻： 72  ページ： 249-264  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： F0327A  ISSN： 1880-7593  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 洋上の浅い層積雲にエアロゾルと雲の相互作用が及ぼす影響を,持続的にエアロゾルが形成される理想化された気象システムの数値計算により調べる。雲微物理過程の数値計算には超水滴法を使い,エアロゾル・雲粒・降水粒子のふるまいを統一的に計算する。大気流体場は準圧縮近似の下で音波モードとそれ以外を分割して数値計算する。初期のエアロゾル数密度によらず系は数日後にある定常状態に落ち着くこと,その定常状態はエアロゾル生成率が大きくなるに伴い積雲から層雲に転移することを見る。今回のモデルでは,気相や液相での化学反応までは考慮していないためエアロゾルと雲の相互作用が完全に表現できてはおらず,また数値計算も鉛直2次元で行うため,この結果はあくまで予備的なものである。(著者抄録)

シソーラス用語： *エアロゾル ,  *積雲 ,  雲 ,  相互作用 ,  微物理 ,  雲粒 ,  数値計算 ,  実験
準シソーラス用語： 雲微物理 ,  降水粒子 ,  数値実験 ,  積雲-層雲転移 ,  *層雲 ,  大気エアロゾル

分類 (1件)： 雲と降水の微物理  (DC05110M)

タイトルに関連する用語 (4件)： エアロゾル ,  積雲 ,  層雲 ,  数値実験