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J-GLOBAL ID:201402227917946082   整理番号:14A0078501

動物園における希少動物の繁殖と生殖補助技術 後編 ツシマヤマネコへの応用を想定したアムールヤマネコの精液採取方法と凍結精液作成技術の開発

著者 (10件):
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号: 1110  ページ: 17-21  発行年: 2014年01月01日 
JST資料番号: Z0652A  ISSN: 0447-0192  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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絶滅危惧種のツシマヤマネコへの応用を想定して,近縁のアムールヤマネコ雄を用い,精液の採取法と凍結保存法を検討した。全身麻酔下で2種類の電気刺激装置と4種類の直腸プローブを用い,様々な電圧条件下で経直腸電気刺激法による精液採取を実施した結果,平行電極の直腸プローブを約6.5cm挿入する方法が,尿の混入なく精液が採取でき,精液採取に適すると考えた。精液採取直後に卵黄トリス・フルクトース・クエン酸液を添加し,精液性状検査を実施した結果,精子活力が高く,精子奇形率が低く,良好な性状であった。血中テストステロン値は冬季で他の季節より有意に高いが,左右平均精巣容積と精液性状に有意な季節性はなかった。イエネコの凍結精液と同様の方法で作製したアムールヤマネコの凍結精液の融解後の性状は比較的良好であったが,融解後の活力が0%になったものもあった。凍結前の精子活力は融解後の精子活力に影響しなかった。冬季に作製した凍結精液の性状は他の季節と比べ良好であった。カテーテル法でも精子を採取できるが,凍結保存には適さない可能性が示唆された。今回用いた精液の凍結保存方法は体外受精や顕微授精に応用可能であると考えた。
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分類 (2件):
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動物園獣  ,  繁殖管理 
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