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J-GLOBAL ID:201402228910014962   整理番号:14A0753621

北太平洋の西部亜寒帯還流内での冷水塊による低気圧性暖水リングの再生

Regeneration of a warm anticyclonic ring by cold water masses within the western subarctic gyre of the North Pacific
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 211-223  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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冷水塊との相互作用による低気圧性暖水リングの再生が北太平洋西部亜寒帯還流域で観測された。衛星,プロファイリングフロート,そして海洋観測船による観測によって,黒潮続流域に起源をもつ暖水リングが北東に伝搬し,北海道沿岸域の低温(2.5°C以下)で低塩分の水塊を連行しているのが明らかにされた。北海道沿岸の冷水の温位とポテンシャル渦度への惑星効果の寄与はそれぞれ,<2°Cと,15×10-11m-1s-1で,オホーツク海が起源であることが示唆された。貫入の後に,暖水リングのコアは冷却され低塩化され縮小する一方で,外縁部と下部は低温低塩分水で占められることで冷却後でも海面上昇は正で,主密度躍層は下降し,低気圧性リングの特有さは更に明確化した。リングは更に北東への伝搬を続け,構造の主要な部分は冷水に占められるが,冷水イベントの8か月後に移動方向を北東から南西変更し,最終的には他の暖水リングに吸収された。このことは,低気圧性リングは移動して暖水塊と冷水塊を混合するという北太平洋における亜熱帯,亜寒帯の2つの還流の交換に重要な役割を持つことを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 
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