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J-GLOBAL ID：201402233067981380   整理番号：14A1144979

醸造用ぶどう園向け除草作業支援ロボットの開発

Development of Weeding Robot for Brewing Vineyards

著者 (11件)： 鈴木慎一 (北海道総合研究機構 工試) ,  多田達実 (北海道総合研究機構 工試) ,  三田村智行 (北海道総合研究機構 工試) ,  浦池隆文 (北海道総合研究機構 工試) ,  大村功 (道総研) ,  白旗雅樹 (道総研 中央農試) ,  内田哲嗣 (道総研 中央農試) ,  金子俊一 (北大) ,  田中孝之 (北大) ,  桑原純一 (イーエスイー) ,  高松正志 (ディ・アイ・トキワ)
資料名： 北海道立総合研究機構工業試験場報告  (北海道立総合研究機構産業技術研究本部工業試験場報告)
号： 313  ページ： 1-11  発行年： 2014年 
JST資料番号： F0674A  ISSN： 2189-1230  CODEN： HOKSA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道の醸造用ぶどう園では,雪害を避けるため,ぶどう樹の幹を傾斜させて植栽する栽培法が主流となっている。このため,本州やヨーロッパで使用されている,幹を垂直に植栽する栽培法を前提とした機械等では,効率的な除草作業を行うことが難しい。そこで本研究では,作業効率の向上を目的として,積雪地の栽培法に適した除草作業支援ロボットの開発を行った。除草作業では,ぶどう樹根元位置の正確な推定機能や,ぶどう樹を傷つけることなく除草を行う機能が必要となる。このため,これまでに屋外向けのセンサとして開発してきた「ステレオビジョンセンサ」を基礎として「ぶどう樹検出センサ」を開発するとともに,ぶどう樹を傷つけず除草を行う「除草機構」の開発を行った。これらと,GPSセンサ等を用いた自動走行機能を統合し,ロボット化を図った。開発においてはシミュレーション技術を有効に活用し,圃場における実地試験により,ロボットの有効性を検証した。(著者抄録)

シソーラス用語： 栽培管理 ,  *産業用ロボット ,  *農業機械 ,  福祉ロボット ,  立体視 ,  CAD【計算機】 ,  シミュレーション ,  果樹園 ,  *ぶどう酒醸造 ,  効率化 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  除草 ,  *農作業ロボット ,  人間支援ロボット ,  ステレオビジョン ,  3D CAD ,  ブドウ園 ,  *葡萄酒製造 ,  作業効率化

分類 (2件)： ぶどう酒  (FK04024X) ,  農業機械・施設一般  (FB03010O)

引用文献 (4件)：

• 大村功・三田村智行・堤大祐:FPGAを用いたリアルタイムステレオビジョンセンサの開発, 北海道立総合研究機構工業試験場報告, No.311, pp.7-13, (2012)
• I.Ohmura・T.Mitamura・H.Takauji・S.Kaneko : A real-time stereo vision sensor based on FPGA realization of Orientation code matching, Proc. of ISOT 2010 International Symposium on Optomechatronic Technologies, 3 DSI-2, (2010)
• F.Ullah・S.Kaneko・S.Igarashi : Orientation code matching for robust object search, IEICE Trans. on Inf. & syst., Vol.E84-D, No.8, pp.999-1006, (2001)
• ディジタル画像処理編集委員会監修:ディジタル画像処理, CG-ARTS協会, pp.211-214, (2006)

タイトルに関連する用語 (6件)： 醸造 ,  ぶどう園 ,  除草 ,  作業支援 ,  ロボット ,  開発