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J-GLOBAL ID：201402241533607470   整理番号：14A0272644

不快な光環境に誘発される無意識的な表情の認識

Detection of Unconscious Facial Reactions to Uncomfortable Illumination

著者 (4件)： 北村謙典 (大阪大学 大学院基礎工学研究科) ,  武村紀子 (大阪大学 大学院基礎工学研究科) ,  岩井儀雄 (鳥取大学 大学院工学研究科) ,  佐藤宏介 (大阪大学 大学院基礎工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 134  号： 2  ページ： 218-224 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 不快な光環境に誘発される無意識的な表情について分析し,その自動認識をおこなうための手法を検討した。オフィスにおける全ての人の快適性を考慮した環境制御をおこなうためには,環境に対する個人の反応から個人毎の快・不快を推定する必要がある。本論文では,光環境に対する表情変化に着目し,不快な光環境に誘発される不快表情の自動認識を目指した。まず,不快反応抽出実験をおこない,実際に表出された特徴を分析した。次に,この分析結果に基づき,顔特徴量抽出とサポートベクトルマシンによって不快表情の識別をおこなう手法を検討した。一連の検討から得られた知見を提示した。

シソーラス用語： *画像認識 ,  サポートベクトルマシン ,  クラスタ化 ,  特徴抽出 ,  照明
準シソーラス用語： クラスタリング ,  特徴量 ,  *表情認識 ,  照明環境

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (13件)：

• (1) A. Yasukouchi, Q. Nan, N. Toda, and H. Noguchi: The effect of the CCT and illuminance level control of light in daytime on performance and circadian rhythm. 2012 Annual Conference of IEIJ (2012) (in Japanese)
• 安河内朗・南 瓊・戸田直宏・野口公喜:「日中の照度色温度可変照明制御がパフォーマンスおよびサーカディアンリズムに及ぼす影響」,平成24年度照明学会全国大会 (2012)
• (2) O. Seppanen, W. J. Fisk, and D. Faulkner: “Cost benefit analysis of the night-time ventilative cooling in office building”, Proc. of the Healthy Buildings 2003, pp. 394-399 (2003)
• (3) M. Pantic and L. J. M. Rothkrantz: “Automatic Analysis of Facial Expressions: The State of the Art”, IEEE Trans. on Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol. 22, No. 12 (2000)
• (4) P. Ekman: Darwin and Facial Expression: A Century of Research in Review, New York: Academic Press (1973)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光環境 ,  誘発 ,  無意識 ,  表情