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J-GLOBAL ID：201402247412320040   整理番号：14A0604919

木質空間の快適性に関する脳科学的定量化

著者 (20件)： 岡本剛 (九大 基幹教育院) ,  山田祐樹 (九大 基幹教育院) ,  永野純 (九大 基幹教育院) ,  松本清 (九大) ,  山本篤 (九大) ,  山邊結子 (九大) ,  中川敏法 (九大) ,  照井佳世 (九大) ,  藤田弘毅 (九大) ,  川崎章恵 (九大) ,  佐藤宣子 (九大) ,  藤本登留 (九大) ,  清水邦義 (九大) ,  光藤崇子 (九大) ,  石川洋哉 (福岡女大 国際文理) ,  大貫宏一郎 (近畿大 産業理工) ,  中島大輔 (産業技術総合研) ,  渡邉雄一郎 (トライ・ウッド) ,  嶋津久憲 (トライ・ウッド) ,  安成信次 (安成工務店)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 64th  ページ： ROMBUNNO.G15-09-1130  発行年： 2014年03月03日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住環境において快適性は重要な要素である。住環境の快適性に関する研究はこれまで数多く実施されてきているが,ヒトを対象に科学的な方法で定量化されたものは少なく,異なる木質素材での快適性の比較や,異なる季節での快適性の比較などを行った研究はほとんどない。そこで本研究では,脳科学的な手法で快適性を定量化することを目的とし,異なる木質空間(無垢材内装/新建材内装)および異なる季節(晩冬/初夏)で,パソコン課題と脳波計測を組み合わせた実験を行った。α波の結果から,無垢材が寒い時期に速やかに安静状態を回復させる効果を持つ可能性が示唆された。また,γ波の結果から,無垢材がより速やかに興奮状態をもたらす効果を持つ可能性が示唆された。以上のことから,無垢材と新建材とでは,脳の疲労回復や興奮の過程に対して持つ効果が異なる可能性が考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 木質材料 ,  内装材料 ,  *住環境 ,  *快適性 ,  神経科学 ,  依存性 ,  冬 ,  夏 ,  脳波 ,  パネル ,  木材 ,  回復 ,  興奮 ,  安静 ,  作業 ,  作業空間 ,  *インテリアデザイン
準シソーラス用語： γ波 ,  パソコン作業 ,  季節依存性 ,  脳科学 ,  疲労回復 ,  無垢材 ,  木質ボード ,  *木質内装

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  インテリアデザイン,家具  (RB05080N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 木質 ,  快適性 ,  脳科学 ,  定量化