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J-GLOBAL ID：201402251674217352   整理番号：14A0903217

生薬供給と資源ナショナリズム ウェアラブルカメラを活用した篤農技術の映像化による技術継承研究の提案

著者 (1件)： 後藤一寿 (農研機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 生物工学会誌  (Biotechnology)
巻： 92  号： 7  ページ： 347-349  発行年： 2014年07月25日 
JST資料番号： G0440B  ISSN： 0919-3758  CODEN： SEKAEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農業の現場をモデルに農業の現場が抱える問題点と解決策を整理した上で,技術継承研究の重要性を指摘し,特に篤農技術についての検討を加え,さらに,経営学により発展している知識創造理論から暗黙知,形式知,実践知の概念を紹介し,これらの継承手段として,ウェアラブルカメラの活用方法を提案した。まず,農業が抱える問題について述べた後,篤農技術とは,経験や勘に基づく優れた農業生産技術でことを解説した。次に,暗黙知を継承するためにとして,暗黙知,形式知,実践知を組織的知識創造理論における4つの知識変換モード(SECI)モデルを示し解説した。また,ウェアラブルカメラの活用による知の映像化について,技術継承研究に用いたカメラを示すとともに,キャベツ収穫の映像マニュアルとトラクター操縦のカメラ映像を例に解説した。最後に,熟練の技を身につけるには映像記録が効果的であることを述べた。

シソーラス用語： *カメラ ,  *科学技術 ,  *録画 ,  *問題 ,  知識 ,  マニュアル
準シソーラス用語： SECIモデル ,  *ウェアラブルカメラ ,  暗黙知 ,  *映像記録 ,  *技術継承 ,  *技術伝承 ,  形式知 ,  *篤農技術 ,  *農業技術 ,  *農業問題

分類 (1件)： 技術教育・普及  (FA01040E)

引用文献 (5件)：

• 全国農業改良普及支援協会:平成21年度現場創造技術 (匠の技)活用・普及支援事業報告書「つなぐ「匠」の技・心」 (2010).
• 野中郁次郎,竹内 弘:知識創造企業,p.401,東洋経済新報社(1996).
• 金井壽宏:実践知,p.343,有斐閣(2012).
• 門間敏幸:知識創造型農業経営組織のナレッジマネジメント,p.231,農林統計出版(2011).
• 御影雅幸・木村正幸編集:伝統医薬学・生薬学,p.321, 南江堂(2013).

タイトルに関連する用語 (9件)： 生薬 ,  資源 ,  ナショナリズム ,  ウェアラブルカメラ ,  活用 ,  映像 ,  継承 ,  研究 ,  提案